"クレジット"とは英語のcredit、つまり信用という意味です。
個人のお買い物は大半が現金なので意識することはありませんが、企業同士の取引では売り掛けが普通です。
頻繁に商品がやり取りされる中で、月末に一括してそれを支払うなどの利便のためです。
クレジットカードはそれを個人で行えるようにしているもので、当然ながら経済的な信用のない人はクレジットカードを持つことは出来ません。

経済的な信用...これは言い換えると要するに「お金が有るか無いか」ということです。
お金の無い人、また収入の無い人に支払い能力があるはずがありませんから、クレジットカードも発行されません。
つまり売り掛けで買い物は出来ません。

富裕層に対しては、それとは全く逆のことが起こります。
つまり、支払い能力のある富裕層にはどんどんカードを使って欲しいので、魅力的なクレジットカードを用意してお客さんの奪い合いになっています。
そうして生まれたのがゴールドカードだというのはご存知の方も多いでしょう。

普通のクレジットカードと違い、カードの表面が金色に輝き優越感を演出しています。
一般の契約者よりも充実したサービスがあるのが特徴で、カードの与信枠(使用限度額)が大きく一般のクレジットカードよりもたくさん使うことが出来ます。
1980年代のバブル当時にゴールドカードを持っていることが大きなステイタスになっていたことも記憶に新しいと思います。

今ではそんなゴールドカードも一般化が進み、サラリーマンでも条件を満たせば持てるようになりました。
そうなると希少価値が薄れ、富裕層だけのものではなくなってきました。
そうなるとさらに差別化をするためにゴールドの上をいくカード、プラチナカードが登場します。
確かに金(ゴールド)よりも白金(プラチナ)のほうが希少性も高く値段も高いですから当然のネーミングです。

プラチナカードになると利用限度枠がないのが普通で、いくらでも使えます。
逆に考えるといくらでも支払えるだけの能力がある富裕層でないと持つことが出来ません。
現在ではこのプラチナカードのさらに上をいくブラックカードなるものがあるそうです。
これにはプライベート飛行機をチャーターできたりと漫画のようなサービスもあるそうで、美容整形の高須クリニックの高須院長がこれを持っていることがどこかの雑誌に載っていました。



団塊の世代という言葉を耳にすることが最近特に多くなっています。

何故かと言うと、2007年からいよいよ団塊の世代の引退が始まっているからです。

団塊の世代は、いわゆる戦後のベビーブームによって一斉に生まれた世代で、
人口分布から見ても大変人数が多く、これまでも消費やトレンドの動向を左右する影響力を持っていました。
そのような世代がいよいよ定年を迎えることになりました。

そのように人数の多い世代なので、その中に含まれる富裕層も少なくありません。
そんな団塊の世代に含まれる富裕層を狙ったビジネスが熱さを帯びてきています。

団塊世代の富裕層向けビジネスとは、具体的にどんなものが考えられるでしょうか。
定年を迎えてリタイアしているので得るものは時間、反対に失うものは収入です。
団塊世代向けビジネスのポイントはこの2点でしょう。

まずはたくさんの時間が出来たシニア富裕層向けに考えられるのは夫婦での海外旅行や別荘などの提案です。

何せヒマですから、期間の長い海外旅行に旅立つことも可能ですし、その勢いで海外に別荘を建ててそこと日本を行ったり来たりするライフスタイルも大いに考えられます。

そのためシニア富裕層向けとして、滞在期間の長いヨーロッパ旅行や世界遺産などをめぐる世界一周旅行などが好調に売れているようです。
当然お値段は相当なものですが、それが富裕層向け商品の所以です。

次に、意外に反響が大きいのが失った収入を何とかするビジネスです。
富裕層はすでにお金があるのですから、収入がなくなってもそんなに心配はないのでは、というのは一般庶民の考えです。

お金を持っている人には持っている人なりの心配というのは尽きないのです。
例えば年収1500万円のサラリーマン生活をしていた人が年金暮らしになったとしたらその半分も
ないのですから生活水準が一気に落ちてしまいます。
それを防ぐために資産運用などを考えるのは当然のことかも知れません。

資産運用と言っても富裕層が対象ですから運用する金額も富裕層価格です。
それだけ多額の資金を運用すれば生活水準を引き上げることが出来るだけの運用成果を上げることが出来るでしょう。

最近ではシニア富裕層向けに相談窓口を設置したりする銀行や証券会社が増えており、それらの人たちの市場がいかに大きいのかを物語っています。

ですが、これはあるファイナンシャルプランナーの先生に聞いたことがあるのですが、
資産が7000万円以上ある人でないと資産運用による生活水準の向上は望めないそうです。
やはり富裕層にしか通用しないことなんですね。

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