富裕層はお金を持っているので普通の一般庶民が買えないようなものでも買うことが出来ます。
高級品はもちろんのこと、富裕層ならではの商品やサービスも存在します。
そうした富裕層向けのビジネスが昨今活況を呈しています。
つい最近テレビ番組で見たのですが、大学進学予備校大手の「代々木ゼミナール」が超豪華な予備校生寮を建設したとして話題になりました。
地方から東京の大学に進学するために浪人するなら、浪人時代から東京で生活して受験勉強をしたほうが環境が良いということで設けられた寮なのですが、これが豪華絢爛です。
高級マンションや高級ホテルと見間違うほどの佇まいで、家賃も月額約30万円。
一般庶民には手が出ない金額ですから、要するに富裕層向けの寮ということです。
こんな寮に一体誰が入るのかと思ったら、すでに満室で順番待ちだそうです。
この手の話は他にもたくさん耳にします。
筆者の住む東京でも都心近くにある高級マンションはため息が出るような価格ですが、それが高い順に売れていっているのです。
1億円を超える金額のマンションのことを「億ション」なんて呼ぶこともありますが、億ションが飛ぶように売れているということは、富裕層が活発に不動産を購入していることに他なりません。
余談ですが、大阪府知事に就任した橋下徹氏も大阪市阿倍野区にある高級タワーマンションの最上階に住んでおり、やはりこの人の富裕層なんだなと実感したものです。
このような高級不動産をはじめ、富裕層向けのビジネスはたくさんあります。
お金持ちほどさらにお金を欲しがる傾向にあり、手持ちの資産を積極的に運用して資産をふやすことに余念がありません。
銀行や証券会社には富裕層専用の豪華な窓口が設けられています。
百貨店も富裕層をターゲットした小売業の筆頭格なので、外商と呼ばれる営業部隊が富裕層の自宅まで訪問するなどして積極的に高級な商品を売り込んでいます。
上得意である富裕層に対する百貨店の対応はあまりにも分かりやすいので、筆者もとある縁で体験したときには笑いそうになりました。
他にも富裕層向けのビジネスはたくさんあり、そのどれもが活況を呈していることを考えると現在の消費動向は富裕層に大きく左右されると言っても良いと思います。
富裕層と一般庶民を区別する端緒な例として知られているのがクレジットカードですが、これについても別の項で詳しくお話しします。

